ウサギのブログ

ナンパ、その他適当に綴っていきます。

バビロンの大富豪【読書メモ】

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お金の本。

タイトルが仰々しいが、意外にも内容は堅実。富豪ありきの話ではない。

古代バビロンが舞台の、お金に関する寓話がまとめられている。話に登場するのは、貧しい人や奴隷だったりするので親近感がわく(サラリーマンなんて、安い賃金で拘束されていて、まるで現代の奴隷だとは思いませんか?)。

 

「第1の黄金法則」

将来の資産と家族の財産を築くため、最低でも収入の十分の一を貯めるならば、黄金は自ら進んで、しかもだんだんとその量を増やしながらやってくるだろう。

 法則の1番目から、この堅実っぷり。収入の1割を貯金しなさい、と。ほかにも、「自分の知らない商売に手を出さない」とか、「怪しいもうけ話にのらない」など、当たり前の様な内容が紹介されている。だが、この当たり前を守れないのが人間の性なのだろう。この本の登場人物は、ことごとく失敗しているし、かくいうウサギもFXで何万も損した経験がある。

お金持ちになるために一番大切な資質は、おそらく「堅実」なのだろう。この本は、そう教えてくれている気がする。