千歳ナンパ【地方ナンパを考える】
「君は無人島にでも住んでいるのかい?」
田舎に住んでいるから出会いがない、と嘆いたならばPUA(ナンパ師)からはこう返されるでしょう。
人口分布的に考えれば、日本全国男女比は概ね同じなのだから、出会いが無いということはありません。しかし、女の子の絶対数が少なかったり、繁華街が存在しなかったりと、地方(田舎)はナンパに適しているとは言い難い状況です。
環境が悪いからと、引きこもっていては干からびて死んでしまうので、ウサギの千歳ナンパをモデルケースとして、地方ナンパを考えていきましょう。
【分析】
地方ナンパで考慮すべきことを明らかにするため、都会と地方の比較形式で分析を進めます。
①目標
都会:「セックス」
地方:「セックス」
目標については、都会も地方も変わりません。彼女を作るという純粋(?)な目的があるとしても、セックスしていない相手は彼女とは言いませんので、目標はセックスで良いでしょう。
②ターゲット
都会:「女の子」
地方:「女の子」
ターゲットも基本的には変わりません。県民性によっては、閉鎖的だったり性に開放的だったりするかもしれませんが、個人差の方が大きいと思います。
ちなみに北海道のガンシカ率は低いです。千歳もその例に漏れずでした。
③ナンパできる時間帯
都会:「いつでも」
千歳:「深夜・早朝は無理ゲー」
理論的にナンパは24時間可能ですが、地方では一部厳しい時間帯があります。居酒屋の閉店時間が早く、クラブも存在しないので深夜と早朝が実質不可能なのです。
千歳の町を深夜に徘徊しましたが、人の気配が全く無く、ウサギは完全に不審者でした。
④街(町)
⚫︎人口密度
東京:6110(人/km²)
千歳:159(人/km²)
人口密度を比較すると東京と千歳では、約40倍の差があります。なかなか良い女の子に巡り会えないので、少ないチャンスをモノにする必要があります。知り合いに会う危険性も高そうです。気を付けないと同じ女の子に声を掛けてしまうかもしれません。
⚫︎繁華街
都会:「街そのものが栄えている」
千歳:「致命的レベル」
新宿あたりは言わずもがなですが、ある程度栄えた都市ならば人の往来があり、明かりがあり、賑やかな雰囲気になるものですが、地方にはそのムードが存在しません。
千歳等も、申し訳程度に繁華街は存在しますが、もはやゴーストタウンの様相を呈しています。本当に人が歩いていないのでナンパどころではありません。
⚫︎連れ出し場所
都会:「歩けばラブホにあたる」
千歳:「事前リサーチ必須」
“渋谷に道玄坂あり”とはよく言われますが、東京でラブホに困ることはまずないでしょう(満室の可能性はありますが)。翻って、千歳には駅から徒歩圏外の1件しか確認できませんでした。
【予測】
上記の分析から、女の子の取りそうな行動を予測します。
⚫︎出現場所
「繁華街」
セオリー通りに千歳の中でも栄えていそうな場所に目星をつけました。
「駅」
千歳駅周辺は飲み屋街ではないのですが、人はいるだろうと予測。
⚫︎女の子の状況
「目的がある」
ぶらぶらと遊び歩ける町ではないので、その辺を歩いている女の子も何らかの予定があるだろうと考えました。
「ナンパ慣れていない」
正直、千歳はナンパをする町ではありません。千歳でナンパする物好きはウサギくらいなものだろうと思います。
【ウサギの行動】
分析と予測を踏まえ、ウサギが実際にとった行動を追っていきます。
①番ゲまで
繁華街でストりましたが、ゴーストタウンで坊主でした。駅は比較的人の往来があったので、2人からLINEゲットしました。
②アポまで
無目的な女の子はいないだろうとの予想通り、上記の2名とも待ち合わせとのことでした。即は諦め、冷静に準即へと流れをシフトさせます。
ナンパ慣れしていないという予測に従い、LINEでは丁寧な和みと軽めのいじりでアポを取り付けました。
ここで、1人はアポ失敗しています。
③アポ場所
居酒屋もラブホも限られた環境なので、準即までの動線(流れ)を意識したゲームメイクをしました。
最初の飲みは、駅前すぐ線路下のバーにしました。隣にカラオケがあるので自然に移行できますし、ラブホに行くためのタクシー乗り場も目と鼻の先です。LINEでのやりとりから、ホテルに行く前にカラオケでのギラが必要だと判断していました。
④バー(Arbol Grande)
飲みながらの会話はルーティーンで、当たり障りの無い内容から恋愛遍歴に発展させ、軽いボディータッチまでしました。
ここで、ボディータッチの反応から押しに弱い(心理障壁が低い)タイプだと判断できました。
⑤カラオケ(カラオケグランプリ)
バーでの飲みのあとは隣のカラオケに行きました。お決まりの「私あまり歌わないから行きたくない」グダは、「俺が好き勝手歌うから隣に座っていて」で難なくブレイクしました。
何曲か歌ってから、ボディタッチを増やしていき、キスをしました。キスに応じて“乗ってくる”感じはありませんでしたが、嫌がるそぶりは無かったので、ホテル打診をして、OKをもらいました。
⑥ホテルまで
ホテル承認もらった後は、考える暇を与えないのがコツですね。
手早くカラオケの会計を済ませ、タクシーに飛び乗りました。その場で調べるそぶりを見せつつ、あらかじめググっておいたラブホの名前をドライバーに告げました。
⑦ホテル(IF)
ホテルに入ったら、やることをやるだけです。
【まとめ】
田舎でもナンパできないことはないのですが、やっぱり厳しいと思います。女の子少ないですし、環境が悪すぎです。素直に栄えている街でナンパしたほうが、楽しいと思います。
ただ、過疎地でも可能性がゼロでないことと、今までの積み重ねは無駄ではないと分かったのが千歳ナンパの成果でした。