七輪の魅力①【心構え編】

最近、七輪を購入し１人炭火焼肉を行ったので、その魅力を伝えたいと思う。とても１つの記事ではその素晴らしさを伝えきれないと思うのでいくつかに分けて書いていく。

記念すべきシリーズ第１段は「心構え」について。マイ七輪への道のりで１番大切なのは心構えである。

炭火焼肉を食べたいと思い立った場合、取り得る選択肢は２つある。焼肉屋に行くか、自分で炭を起こすかだ。後述するが、自分でやるとなると道具を買い揃える、炭を起こす、後片付けをする等の手間やコストが掛かる。外食に比べれば多少は割安になるとはいえ、機会費用を考慮すれば決して理にかなった選択肢とは考えられない。七輪への道を進むためには、合理性の壁を越えなければならない。

どうしても家で炭火焼肉がしたいという熱意とベランダで炭を起こすという狂気が必要なのだ。

道具を買い揃えていくときの高揚感。なかなか炭が起きないもどかしさ。近隣住民に文句を言われないかというドキドキ感。そして、苦労の末に焼き上がる最高の１枚！

「炭火焼肉」という結果を求める人には、七輪はオススメしない。

「炭火で焼肉」というプロセスを楽しめる人は、ぜひ七輪を買うべきだと思う。